安否確認
親戚や家族、親しい人や知人などが無事か確認すること。その情報を安否情報という。
指定避難場所(指定緊急避難場所)
地震や津波、大規模火災、洪水などが起きたとき、緊急で命を守るための避難先。
周りに倒壊するものが広い公園や、津波が押し寄せることのない高台など、災害の直接の危険の少ない場所が指定される。
一時(いっとき)避難所
大規模な災害が発生した場合に、一時的に避難する場所。また、公共交通機関が使えるようになるまで帰宅困難者が待機する場所。
指定避難所
災害の危険性があって避難した住民などを災害の危険性がなくなるまで必要な期間滞在させる、または災害により家に戻れなくなった住民などを一時的に滞在させることを目的とした施設で、市町村が地域の学校などが指定されている。
実際の避難所での生活。食事はどうする?避難時の持ち物は?
災害食
非常事、食料の供給が困難になった時のための食糧のこと。日持ちのする日常食を非常食としても使おうという概念。
非常用持ち出し袋
防災セット・防災リュック・非常袋などとも呼ばれる。
災害が起こって避難するときに持ち出すバッグ。自分が必要とする最小限の品を収めた袋。
非常用持ち出し袋の中身&重さは?必要となる理由も知っておこう
備蓄
大規模災害時に水や食料などの物資が無くなることを想定して、その物資や代わりになるものを備えること。
ローリングストック
普段から少し多めに食料品や日用品を買っておき、使ったら使った分だけ新しく買い足していくことで、常に日常に必要なものを一定量、備蓄しておくこと。
災害時の食料品はどれくらい必要?どう備蓄する?おいしい食事のためにひと工夫
災害時帰宅支援ステーション
大規模な震災などで公共交通機関が不通になった場合、徒歩で帰宅しようとする人を支援する施設や店舗。トイレの使用や地図などによる道路情報など、可能な範囲で支援・協力してくれる。コンビニエンスストア、ファーストフード店、ガソリンスタンド等、対象店舗には災害時帰宅支援ステーションの専用ステッカーが目印として貼られている。
災害用伝言ダイヤル171
電話を使用して安否などの伝言を録音・再生できるサービス。
災害用伝言ダイヤル171の使い方と意外なポイント。身近な人と使い方を決めておこう
避難指示
災害による被害が予想され、人的被害が発生する可能性がある、もしくは発生した場合に、指定された避難所など安全な場所への避難を呼びかけるもの。
洪水や土砂災害から避難するタイミングはいつ?警戒レベル・避難情報を知ろう
ハザードマップ
一時的に自然災害による被害の軽減や防災対策に使用する目的で、被災想定地区や避難場所・避難経路などの防災関係施設の位置などを表示した地図。
マイ・タイムライン
台風や豪雨などの災害に備えて、一人ひとりのために作成する防災行動計画。家族構成や生活環境にあわせて、時系列でいつ、だれが、何をするかを決めておくもの。
予測できる台風・大雨には「マイ・タイムライン」で備えて避難しよう
警戒レベル
土砂災害や洪水、高潮などの災害の危険があるときに出される防災情報。政府が逃げ遅れゼロを目指し、避難のタイミングを直感的に伝えるものとして2019年に導入された。
洪水や土砂災害から避難するタイミングはいつ?警戒レベル・避難情報を知ろう
地震保険
民間の保険会社と政府が共同で運営する半公的保険。地震だけでなく、津波や噴火も補償の対象。地震保険は単独での加入ができず、かならず火災保険とセットで加入することが条件となる。
火災保険・地震保険はどこまで自然災害を補償してくれる?損保ジャパンに聞いてみました
防災士
特定非営利活動法人日本防災士機構が、社会の様々な場で防災力を高める活動が期待され、その十分な意識と一定の知識・技能を習得したことを認証した人。
在宅避難
大規模な災害において避難場所に避難せず、自宅にいることを選ぶこと。自宅そのものに倒壊の危険が無い場合でも、水道、電気、ガスなどがとまっている可能性もある。
避難所に行かない方がいいのは、どういうとき?家にとどまる在宅避難の判断ポイントとは?
ライフライン
電気、水道、ガスなど、生活や生存に不可欠な配管、配線のこと。
共助
災害時の、地域、コミュニティでの助け合いのこと。
自助
災害時に、自分の身を自分で守ること。
公助
国や自治体(消防・警察・自衛隊など)が被災者を救助すること。