HOME
防災のきほん
きほんの準備
きほんの備蓄
地震対策
台風・大雨対策
避難生活のノウハウ
災害のメカニズム
日常生活でおこる事故
ニュース
防災教育
HOME
防災のきほん
きほんの準備
きほんの備蓄
地震対策
台風・大雨対策
避難生活のノウハウ
災害のメカニズム
日常生活でおこる事故
ニュース
防災教育
防災情報 moshimo ストック
新着一覧
予測できる台風・大雨には「マイ・タイムライン」で備えて避難しよう
B!
予測できる台風・大雨には「マイ・タイムライン」で備えて避難しよう
公開日: 2020/02/17
更新日: 2021/05/21
台風の大きさや強さ、進路は、数日前からある程度の予測ができます。台風や大雨に伴う風水害についても、予測できない地震とは異なり、災害に備える時間的余裕があります。しかし、刻一刻と変わる状況で判断を間違えると、逃げ遅れてしまうなどの深刻な事態にもつながりかねません。そこで、あらかじめ作成しておくと便利なのが「マイ・タイムライン」です。
もくじ
マイ・タイムラインとは
マイ・タイムライン作成のポイント
東京都のマイ・タイムラインが便利
タイムラインをご近所と共有する
マイ・タイムラインとは
マイ・タイムラインとは、台風や大雨などの災害にそなえて、一人ひとりのために作成する防災行動計画です。家族構成や生活環境にあわせて、時系列で「いつ」「誰が」「何をする」かを決めておきましょう。
【マイ・タイムラインの作成例】
出典:
東京マイ・タイムライン
必要な情報と、とる行動は、災害の種類によって変わります。東京都はマイ・タイムラインの作成に便利なシートを次のようにわけています。
台風が近づいているとき!
大雨が長引くとき!
短時間の急激な豪雨が発生するとき!
災害に合わせて避難ができるように、様々なシチュエーションを想定してマイ・タイムラインを作成してみましょう。
マイ・タイムライン作成のポイント
台風や大雨による風水害は、段階を踏んで深刻になっていきます。どの段階でどのような行動をとるのか、判断のポイントを確認してみましょう。
[ポイント1]住んでいる地域によって必要な情報を確認
住んでいる地域によっては、高潮や河川の氾濫、土砂災害などのリスクがあるかもしれません。避難するための道がふさがってしまうこともありますので、ハザードマップをよく確認して、避難するタイミングを確認しておきましょう。
[ポイント2]警戒レベルの確認
気象庁や自治体は風水害に備えて、注意報や警報、避難情報を発信します。5段階の警戒レベルと合わせて確認すると、避難するタイミングを判断するときに役立ちます。
例えば、もっとも高い警戒レベル5は、すでに災害が発生している状態です。近くのなるべく高い建物に移動する「垂直避難」など、命を守る最善の行動をとります。この警戒レベル5には大雨特別警報や氾濫発生情報が相当します。
警戒レベル4でとる行動は、全員避難です。自治体が発す避難指示がレベル4にあたります。
警戒レベルについてはこちらの記事もチェックしてみてください。
洪水や土砂災害から避難するタイミングはいつ?警戒レベル・避難情報を知ろう
[ポイント3]避難のタイミングを確認
高齢者や妊婦など避難に時間を要する方には、特に早めの避難行動がすすめられます。準備にかかる時間も、一人ひとり違うことを忘れずに避難計画を作成しましょう。
出典:
東京マイ・タイムライン
東京都のマイ・タイムラインが便利
東京都はマイ・タイムラインの雛形を用意しており、どの地域にお住まいの方でもオンラインの入力フォームから、簡単に作成することができます。
さらに、もう少しきめ細かいマイ・タイムラインをつくる場合は、手書き版のプリントアウトがおすすめです。
東京都のマイ・タイムラインでは気象情報や避難情報に簡単にアクセスできるQRコードも掲載されています。
出典:
東京マイ・タイムライン
タイムラインをご近所と共有する
災害時には、地域の人との助け合いが大切です。みんなで行動をともにすれば、高齢者や要介護者への支援もスムーズになります。
マイ・タイムラインを作成したら、ご近所や地域で避難者支援の方法と避難開始のタイミングなどを話し合っておくことをおすすめします。
また、避難所での必要となるものや注意点ついても確認をしておきましょう。
実際の避難所での生活。食事はどうする?避難時の持ち物は?
この記事を書いた人
日本防災士会 監修
(監修者:東京支部 松井 正雄、東京支部 正谷 絵美)
こちらの記事は日本防災士会 監修の元 moshimo ストック編集部が作成をいたしました。
防災士の資格を持つみなさんは、正しい知識と技能を認められた防災のプロフェッショナルです。
防災力の向上のため幅広い活動を行っており、moshimo ストックでも安全で正確な情報を伝えるためご協力いただきました。
防災士とは
日本防災士会とは
日本防災士会 監修の記事一覧
公式SNSアカウントをフォローして、最新記事をチェックしよう
この記事をシェア
B!
毎年のように日本各地で被害をおこす、台風・大雨対策のきほん
近年は記録的な台風や大雨が毎年のようにおきています。しかし、風水害は天気予報によって危険が予測できるため、事前に準備のできる災害でもあります。
台風や大雨が近づいたときの対策のほか、避難のタイミングなどを知って安全に過ごせるようにしましょう。
詳しく見る
「台風・大雨」のおすすめ記事
おすすめ
台風・大雨
地震・津波
避難
防災のきほん
2021/11/01
自宅は台風や大雨に強い?地震のゆれに耐えられる?災害リスクを調べる方法
おすすめ
台風・大雨
避難
防災のきほん
2020/04/24
台風や大雨の避難のタイミングはいつ?避難時の注意点を知ろう
おすすめ
台風・大雨
災害
防災のきほん
2020/04/24
台風・大雨前の対策。家の暴風・洪水対策は余裕をもって準備しよう
「台風・大雨」の最新記事
台風・大雨
2023/09/11
コイヌ、コグマ、ヤギ、ウサギ・・・番号だけじゃない!台風の名前
台風・大雨
2023/08/14
8月は年間で一番台風の発生が多い時期。そもそも、台風とは?
台風・大雨
防災のきほん
2023/06/12
内水氾濫と外水氾濫、浸水と冠水、決壊と越水、どう違う?知っておきたい、よく聞く水害用語
台風・大雨
2023/05/01
「もしも水害で自宅や職場が浸水してしまったら?」覚えておきたい、浸水後の片付けのポイント
台風・大雨
2023/04/03
広範囲に被害が及ぶ可能性がある、春の爆弾低気圧による嵐"メイストーム" 天気予報で「急速に発達する低気圧」を聞いたら注意と備えを!
台風・大雨
防災のきほん
2023/03/27
なにげなく触れている気象情報。時間・週間・季節など、予報のいろいろな種類を知って、使いこなそう!
新着記事
防災のきほん
2023/12/04
安全そうな建物にも、リスクが!? 知ってしっかり備えておきたい、マンションの防災
防災教育
2023/11/13
心のケアと一体的に進める防災教育の意義
ノウハウ
2023/10/30
「被災した地域に支援物資を送りたい!」そう思っても、冷静に。支援物資のしくみ
避難
2023/10/23
過去の災害は、危険を知るための重要な手がかりに。地域で起きた過去の災害や歴史を調べてみましょう!
企業 特集
2023/10/16
忘れがちな災害時の目の備え、コンタクトレンズのSEED(シード)に教わろう!
防災教育
2023/10/09
未来の防災教育を考える
新着記事
安全そうな建物にも、リスクが!? 知ってしっかり備えておきたい、マンションの防災
心のケアと一体的に進める防災教育の意義
「被災した地域に支援物資を送りたい!」そう思っても、冷静に。支援物資のしくみ
過去の災害は、危険を知るための重要な手がかりに。地域で起きた過去の災害や歴史を調べてみましょう!
忘れがちな災害時の目の備え、コンタクトレンズのSEED(シード)に教わろう!
ランキング
東日本大震災の津波は最大16.7m!今後の巨大地震では30m超の巨大津波を想定して避難を
これでもう怖くない!カセットガスボンベの正しい保存方法
知っているようで知らない。「高波」「高潮」「津波」の違い
安全そうな建物にも、リスクが!? 知ってしっかり備えておきたい、マンションの防災
海溝型地震と直下型地震のゆれや被害はどう違う?地震がおきる場所をメカニズムから学ぼう
公式SNSアカウントをフォローして
最新記事をチェックしよう
Group contents