公開日: 2020/10/26
日程 | 活動内容 | 留意点 | |
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1日目 | 昼 | 会場となる学校、公民館、キャンプ場などに集合 | 学校なら、自宅にいる時に地震などの災害が発生し、学校に避難するという想定で、避難訓練を兼ねて集合させます。 |
午後 | 【講義】 被災者の体験談 |
・体験を聞いて、絵を描く、課題を見つけて解決策を話し合う、などのワークショップを行います。 | |
夕食 | パン、非常食などの簡易夕食 | ・避難の初日には十分な食料がない場合がほとんどです。非常食中心の夕食にしましょう。自宅から非常持ち出し袋に入れて持ってきてもらってはどうでしょうか。 ・非常食が届いたと仮定して、例えば、5人グループにアルファ米4袋などを配布し、話し合って分け合ってもらうのもいいですね。 |
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夜 | 【発表会】 | ・被災体験を聞いて描いた絵や描いた感想文、話し合った課題を発表してもらいます。 | |
2日目 | 朝 | 運動 | ・散歩やストレッチ、ラジオ体操などを行ってください。 |
朝食 | パン、スティック菓子、バナナなど | ・被災翌日、果物などが届きだしたと仮定します。 | |
午前 | 【ワークショップ】 非常持ち出し袋を作ろう |
・津波や洪水、土砂災害を念頭に、非常持ち出し袋を作ります。 ・本文で紹介した方法で実施しましょう。 |
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昼食 | おにぎりを作ろう | ・白米とのりやゴマ、塩、缶詰、梅干しなどの具材を用意し、自分でおにぎりを握ってもらいます。できればみそ球も欲しいですね。 | |
午後 | 【ワークショップ】 ブースに分かれて防災を学ぼう |
・工作、絵画、ものづくり、ゲーム、課題解決の提案などいろいろなコーナーを準備し、時間を決めて回ってもらいます。 ・防災を学ぶ高校生や大学生にブースを運営してもらいましょう。防災士や消防士が参加すると活動の幅が広がります。 |
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夕食 | バーベキュー大会 | ・災害時でも日が経てば豪華な具材が手に入ることもあります。おいしいものを食べて元気を出しましょう。 | |
夜 | 【ワークショップ】 災害に強いまちづくり |
・グループに分かれて、地域の防災活動を活性化する案をまとめてもらいましょう。 ・模造紙の壁新聞、パソコンの提示ソフトなどを使って発表用の資料を作ってもらいます。 |
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3日目 | 朝 | 運動 | ・エコノミークラス症候群について学び、予防のための運動を行いましょう。 |
朝食 | 非常食の食べ比べ | ・アルファ米、乾パン、スティック菓子、缶詰、果物などを食べます。 ・ハラール、ビーガン、アレルギーなどの特殊な非常食、離乳食なども用意します。 ・食べ比べて「おいしさコンテスト」を行っても楽しめるでしょう。 |
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午前 | 災害に強いまちづくり | ・グループで話し合ったアイデアの発表会です。 ・小学生や中学生が発表する場合は、地域の自主防災組織や防災士、役所の危機管理課の方をコメンテーターに招いて評価してもらいましょう。 |
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昼食 | 余った食料の分配 | ・余った非常食や具材を持ち帰ってもらいましょう。 |