地震や台風、大雨のような大きな災害がなくても、日常でもさまざまな事故がおこります。
思わぬ原因による火災、子どもや高齢者におこりやすい病気やけがなどは、おこりやすい状況を知っておくことで対策をすることができます。
日常生活でおこる事故を知って、危険を未然に防ぎましょう。
けが・応急処置
子どもや高齢者は、かむ力や飲みこむ力が弱く、のどに物を詰まらせてしまうことが多くあります。
万が一、のどに物がつまったときに、吐き出させるための方法を解説しています。
のどに物がつまって呼吸できないときのために、気道異物除去の方法を知ろう
災害がおきると同時にたくさんの救護が必要となるため、救急車の到着や、病院で治療を受けるまでに時間がかかります。いざという時のために、止血、骨折・捻挫、切り傷などの応急処置の方法を覚えておきましょう。
「止血、骨折、捻挫」もしものときに必要な応急処置。けがの手当について知りましょう!
呼吸と心臓が止まってしまった人には、心臓マッサージと人工呼吸をおこない、AEDを使用することで、大幅に救命率を上げ、後遺症を軽くすることができます。
消防署などで行われている救命講習の内容とあわせて、心肺蘇生の方法を紹介しています。
救命率を上げる心肺蘇生(心臓マッサージ・人工呼吸)とADEの手順
子どもは事故をおこしやすく、ちょっとしたことが命にかかわることもあります。
予期せずおこりやすい事故と、その予防法、対処法を知って、子どもを危険から守りましょう。
子どもを事故から守る!事故事例や予防のポイントの紹介!
火事
火災の原因として意外と盲点になりやすいのが、電源コードやコンセント(壁の差込口)からの出火です。
とくにコンセント周りはとても危険で、電化製品を使っていなくても急に発火する恐れがあります。電源コードやコンセントから出火する原因と、その対策について紹介しています。
電源コードやコンセントからの火災に要注意。ホコリが発火を引き起こす?原因と対策を解説
カセットコンロは自宅でもアウトドアシーンでも使え、災害時にも役立つアイテムですが、使いかたを間違えると爆発や火災といった大きな事故につながる危険もあります。
カセットコンロとカセットボンベの安全な使い方、保存方法、使用期限、処分方法について紹介しています。
思わぬ事故を防ぐ。カセットコンロ・カセットボンベの安全な使い方
これでもう怖くない!カセットガスボンベの正しい保存方法
暖房力がパワフルな石油ストーブ(灯油ストーブ)。ガスや電気が止まっても使えるため防災にも役立つアイテムです。
しかし、使い方によっては火災や一酸化炭素中毒などの事故をおこすことがあります。石油ストーブの安全な使用方法と、灯油の正しい保管方法について知っておきましょう。
石油ストーブの安全な使いかた。火災や一酸化炭素中毒に注意しよう
古い灯油は火災の原因に?「不良灯油」の見分け方と正しい保管方法を紹介
冬・雪
雪が降ると、道で転倒しての骨折や、雪下ろしや雪かき中の事故がおこります。
雪の少ない地域の方も油断せず、毎年雪のふる地域の方はあらためて、雪によっておこりやすい事故を確認しておきましょう。
冬到来!雪の事故をさけるポイント。歩道での転倒、車の運転、雪下ろし・雪かきの転落に注意しよう
雪崩による災害は毎年発生しており、冬のスキー、春先の登山や山菜取りでの被害が多く発生しています。雪崩がおきやすい場所や条件を知って、安全に雪山を楽しむようにしましょう。
雪崩がおきやすい場所や条件、雪崩から身を守る方法とは?スキーや登山の前に知っておこう
家庭内の事故で意外に多いのは、お風呂場での事故。
お風呂場での転倒や、浴槽でおぼれる事故のほかにも、寒くなる冬にはヒートショックによる心筋梗塞や脳卒中がおこりやすくなります。
12 月から2月の寒い季節にはヒートショックが多くおこるため一段と注意しましょう。
冬場に増えるお風呂の事故。高齢者のヒートショックや、子どもが入浴中におぼれる事故に気をつけよう
その他
日本では1年に平均25個の竜巻の発生が確認されています。
竜巻は家屋の倒壊や車両の転倒、飛んできたものとの衝突などにより、短時間で甚大な被害をもたらす可能性がありますので、前兆や身を守る方法を確認しておきましょう。
夏から秋に多発する竜巻から身を守ろう
地球温暖化の影響でゲリラ豪雨が増えるとともに、雷による被害も年々増えています。
直撃してしまうと致命傷になるのはもちろん、遠くに落ちた雷でも電源線やアンテナなどを通って自宅の電子機器が壊れるなどのリスクもあります。正しい雷対策を確認して、いざというときに備えておきましょう。
知らないと危険!雷から身を守る方法
近年、増加傾向にある熱中症。都市部の気温が高くなるヒートアイランド現象や、高齢化、核家族化など様々な要因によって、高齢者を中心に死亡者数が増えています。
気をつけなければいけない環境、初期症状、予防のための対策、応急処置の方法を知って、熱中症にならないように気をつけましょう。
熱中症の原因は気温と湿度。初期症状を知って早めに予防&災害による停電時にも備えよう。
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