B!

家庭でできる浸水対策。「土のう」や簡単に作れる「水のう」で家を守ろう。

最近では、ゲリラ豪雨といわれる局地的な大雨や、集中豪雨などによる甚大な被害が増えています。河川の氾濫だけが原因ではなく、局地的な集中豪雨により河川から離れた家の周りが浸水することもたびたび起きています。マンションの低階層やアパート・一戸建てにお住いの方は、いつ自宅が浸水するのか心配ではないでしょうか?

突然起こる地震に比べ、台風や大雨、洪水は、気象情報などである程度の予測が可能です。天気予報やニュースで情報収集を行い、早めの対策を考え行動することが大切です。

今回は、もしものときに備えて、普段からできる浸水への備えや、家庭でできる浸水対策などについてご紹介します。

集中豪雨に備えて雨水ますを清掃・点検


雨水は、道路脇にある「雨水ます」から下水道管に流れ込みます。「雨水ます」や「側溝」に落葉やゴミなどがあると、雨水が下水道管に流れず、敷地や道路が冠水する恐れがあるため、「雨水ます」の点検や清掃を行いましょう。

土のう・水のうを用意しよう!

土のうを使って浸水被害を最小限に

浸水発生時には、「土のう」を設置することで、道路から住宅内への浸水被害を最小限におさえることができます。土のう袋はホームセンターで購入できますが、土砂を確保したり、緊急時に土のう袋の中に土砂を詰める作業はとても大変です。

下で紹介する、土のうの配布サービス、水で膨らむ土のう、簡易的な水のうを使用して上手に対策を行いましょう。

■ 土のう配布サービス
浸水のおそれがある地域、予想される地域では、土のうなどの貸し出しを行っている自治体もあります。最近では、住民が自由に使える土のう置き場として、「土のうステーション」を設置している区市町村もありますので、事前に区市町村のホームページや直接問い合わせをして確認しておきましょう。ただし、配布される土のうの数には限りもありますので注意が必要です。

■ 水で膨らむ土のうの備蓄
土砂を詰める土のう袋の他に、袋の中の吸水ポリマーが水を吸うことで膨らみ、土のうと同じように使用できるものもあります。水で膨らむの土のうなら、場所を選ばずコンパクトに保管できるため備蓄に最適です。
使用する場所や作業する人の能力などに応じて、このような機能の土のうの使用も考えてみてはいかがでしょうか。

<おすすめの吸水性の土のう>



■ ゴミ袋と水で作る水のう
土のうが無い場合にも、ゴミ袋で簡易的な水のう を作ることもできますので、作り方を知っておきましょう。

<ゴミ袋を使った水のう の作り方>
1. 45リットル程度のゴミ袋を準備し、2重または3重にします。
2. 水をゴミ袋の半分程度まで入れ、空気がたまらないように、きつく縛ります。
3. 水を入れたゴミ袋を段ボール箱に入れるとより破れにくくなります。
※ごみ袋がすぐ破れるときは、重ねる枚数を増やしてください。また、買い物サイズのポリ袋でも代用できます。

家庭でできる浸水対策

小規模な浸水であれば、上で紹介した水のうなど、日ごろから家庭にある道具を使って浸水被害を最小限に抑えることができます。もしもの時のために、簡易的な浸水対策をいくつか紹介します。

玄関からの浸水を防ぐ

■ 水のうとダンボールを併用する方法
ゴミ袋を使った水のうを用意します。用意した水のうを段ボール箱に入れて連結して使用することで、水のうだけの場合に比べて強度が増します。また、段ボール箱に入れることによって水のうを積み重ねて使用することができます。

■ 止水板による方法
浸水しそうな出入り口などの場所に、長い板状のものを設置し、倒れないように土のうか水のうで両端を抑えて浸水を防ぎます。隙間ができる場合はタオルや着なくなった衣類などを詰めておきましょう。
板がない場合は、身近にあるテーブル・ボード・タンス・ロッカー・畳などで代用することも可能です。

■ プランターとレジャーシートによる方法
花などを植える土の入ったプランターをレジャーシート(ビニールシート等)などで包み、連結して出入口などに並べて使用します。隙間部分はシートによって覆われているので水の侵入を防ぐことができます。※プランターの代わりに水を入れたポリタンクも使用できます。

下水の逆流を防ぐ

家の浸水というと、水が玄関などの外から入り込むことをイメージされる方が多いかと思いますが、急激な水位の増加により、洗濯機やお風呂場の排水口やトイレなど、思わぬところから下水が逆流することがあります。そのために、洗濯機の排水口やトイレの排水口の上に、水のうを置いて塞ぐことで、下水の逆流を抑える効果があります。

ご紹介した「土のう」「水のう」「止水板」等の浸水対策は、水深の浅い浸水を軽減するものです。雨量や浸水の状況を見極め、危険を感じる前に早めに避難しましょう。

被害の可能性を知りましょう!

自宅周辺で想定される浸水やその他の被害の大きさを、ハザードマップなどで確認しておきましょう。
国土交通省が提供しているハザードマップポータルサイトでは、さまざまな防災に役立つ情報を見ることができます。浸水想定区域図、洪水ハザードマップ、道路冠水想定箇所などを事前に確認することで、ご自宅や周辺の被害の可能性を知っておきましょう。

ハザードマップポータルサイトはこちら
https://disaportal.gsi.go.jp/

その他の台風に備える対策はこちらの記事で紹介していますので参考にしてみてください。

おすすめ吸水性土の一覧


この記事を書いた人

moshimo ストック 編集部

防災をしたいけど情報がたくさんあって、何から始めればいいの…?
私たち moshimo ストックも始めは知ることが幅広くて、防災ってちょっと難しいな…と思いました。
そんな "元初心者" の編集部が、初めての方にもわかりやすいよう防災・備蓄・災害についての情報をお届けいたします。
moshimo ストック 編集部の記事一覧

公式SNSアカウントをフォローして、最新記事をチェックしよう

twitter
facebook

この記事をシェア

B!
moshimoストック