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災害時に役立つ液体ミルクってどんなもの?「明治ほほえみ らくらくミルク」を販売する明治に聞いてみました。

2019年に国内で販売が開始された乳児用液体ミルク。目にすることは多くなったけれど、まだ馴染みがないために使ったことがない方も多いかもしれません。
液体ミルクは常温でそのまま飲ませることができるため、外出時の荷物を減らしたり、災害時の備蓄としてもとても役立ちます。今回は「明治ほほえみ らくらくミルク」を販売する、株式会社 明治に取材協力いただき、液体ミルクを日常で上手に使う方法や、災害時の活用について紹介いたします。

液体ミルクはなぜ2019年から販売されたの?

(提供 明治)

液体ミルクは、欧米では広く普及をしていましたが、日本では2018年に法整備がされ、2019年3月から販売が開始されました。
実は日本での製造・販売が認可される前、2016年の熊本地震や2018年の西日本豪雨の際に、日本政府の働きかけによってフィンランドから調達された液体ミルクが届けられ、救援物資として活用されています。また、明治でも利便性の高い製品として、製造・販売が認可される10年以上前から商品開発が続けられていました。
このように、電気、ガス、水道が止まる災害時の赤ちゃんへの授乳や育児負担の軽減への大きなメリットを認められていた液体ミルクですが、安全基準などを定める法律がなかったため国内で製造・販売することができませんでした。

2019年の発売からは、その利便性や災害備蓄品としての商品価値が消費者にも認められ、2020年3月の民間のアンケート調査によると、子どものいる女性のうち37.2%が液体ミルクを使用したと回答しています。

出典:ベビーカレンダー 3.11「液体ミルク」発売から1年!使ったことがあるママ10倍に増加

液体ミルクのメリット

気になるのは栄養面ですが、「明治ほほえみ らくらくミルク」の場合には粉タイプ・キューブタイプの「明治ほほえみ」と同等の栄養設計となっています。粉タイプ・キューブタイプと同様に「赤ちゃんにとって母乳が最良の栄養源である」という考えのものと、母乳で育つ赤ちゃんと同じ発育を目指して開発されていますので安心してお使いいただけます。
液体ミルクのメリットは、お湯で溶かすことや70度以上に温めるといった調乳をせずに、哺乳瓶に入れるだけで常温のまますぐに飲めること。また、らくらくミルクには缶に直接乳首をつけることができるアタッチメント※もあり、魔法瓶や哺乳瓶の持ち歩きが不要となり外出時の荷物を減らせます。

「明治ほほえみ らくらくミルク」 アタッチメントの使い方


(提供 明治)

※明治ほほえみ らくらくミルク6本パックに付属します。
※乳首・キャップはピジョン母乳実感乳首をお使いください。
※母乳実感乳首は別売りです。

もしもの災害時にそなえて、液体ミルクを備蓄しましょう

災害時は電気・ガス・水道が止まり、物流も滞ることを想定しておきましょう。哺乳瓶や液体ミルク・粉ミルクの備蓄をしている自治体は着実に増えています。
「明治ほほえみ らくらくミルク」は丈夫なスチール缶を採用し、賞味期限が1年間と液体ミルクの中でも長いことが特長。備蓄にも適した商品となっていますので、いつも使う分を余分に買いおいて、まずは3日間の備蓄を目指しましょう。

災害時のミルク事情について、詳しくはこちらのページで紹介しています。

災害時、哺乳瓶と乳首が消毒できない時のカップフィーディング法

繰り返し授乳を行う場合には、哺乳瓶と乳首の消毒のために水や電気・ガスが必要になります。
カセットコンロや洗浄用の水も備蓄しておくことがベストですが、どうしても消毒ができない場合には、紙コップを使ったカップフィーディングという方法があります。
※周囲に専門的な支援にあたる、保健師、助産師、看護師、栄養士がいる場合には支援をあおいでください。


  1. まず手を清潔にして、液体ミルクの飲み口が汚れている場合には、きれいに拭いておきます。
  2. 清潔な紙コップを用意し、液体ミルクを振ってから、コップの半分の高さまでミルクを注ぎます。
  3. 赤ちゃんが動いてコップに手が当たらないよう、赤ちゃんを布やタオルでくるみ、ミルクがこぼれても良いように口元にタオルやよだれかけをかけます。
  4. 赤ちゃんの体をまっすぐに起こすか、やや傾いた状態にします。
  5. コップを下唇に当て、コップの縁が赤ちゃんの上唇に触れるようにします。
  6. 徐々にコップをかたむけ、ミルクを軽く上下の唇に触れるようにすると、赤ちゃんがミルクを飲み始めます。
この時、無理やり流し込まず、自然に飲めるようミルクが軽く上下の唇に触れる状態を保ちましょう。

注意点
紙コップを使った授乳方法の注意点
  • コップを傾けすぎないでください。
  • 寝かした姿勢での授乳はしないでください。ミルクが口の中に流れ込みやすくなるのでやめましょう。
  • 時々げっぷさせてください。
  • 飲み残しは与えないでください。
  • 周囲に専門的な支援にあたる保健師、助産師、看護師の方がいる場合は支援をあおいでください。
  • 一度使用した紙コップは捨ててください。

カップフィーディング法は慣れないとミルクを飲んでくれないこともあるため、日ごろから練習しておきましょう。

災害時に活躍した、「明治ほほえみ らくらくミルク」

2019年に千葉県を中心に甚大な被害を引き起こした台風15号が起きたとき、明治から被害のあった地域へ「明治ほほえみ らくらくミルク」が支援されました。
実際に支援を受けられた方からは「冷たいと飲まないと思っていたが、子供はよく飲んだ。非常に便利で助かった。水やお湯の無い状況でも安心して授乳できて良かった。」といった感謝の声も聞かれています。

また、自治体での液体ミルクの備蓄も進み、2020年4月時点で、らくらくミルクは全国約100箇所で購入備蓄がされています。

まだ、国内での販売が始まったばかりの液体ミルクですが、これから日常・備蓄ともに利用が広がっていくものと思います。
乳児にとっては「母乳が最良の栄養源」であることは変わりありませんが、授乳の負担を軽減し母親の健康を保つことで、母子ともによりよい生活を送るために活用してみてはいかがでしょうか?

「明治ほほえみ らくらくミルク」商品の詳細はこちらをご覧ください。
明治ほほえみ らくらくミルク

明治のサイトでは、ママと赤ちゃんのための防災情報も紹介されています。
ママと赤ちゃんの防災サイト

ご購入はこちらから
明治ほほえみ らくらくミルク 12本入り / 明治ほほえみ らくらくミルク 24本入り

取材協力:株式会社 明治

この記事を書いた人

moshimo ストック 編集部

防災をしたいけど情報がたくさんあって、何から始めればいいの…?
私たち moshimo ストックも始めは知ることが幅広くて、防災ってちょっと難しいな…と思いました。
そんな "元初心者" の編集部が、初めての方にもわかりやすいよう防災・備蓄・災害についての情報をお届けいたします。
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