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月に1回の防災家族ミーティングで、子どもに防災意識を持たせよう

災害が発生したとき、家族が同じ場所で過ごしているとは限りません。子どもが通学中や、放課後だったら…周りに大人がいない状況でも、子どもは一人で安全な行動がとれるでしょうか。いざというときに適切な行動ができるように、防災家族ミーティングを開くことをおすすめします。

毎月1回の防災家族ミーティングを

災害への備えに「ローリングストック」という考え方があります。日常で食べるものを少し多めに買い、食べた分を補充しながら、非常食としても活用します。

ローリングストックについてはこちらの記事もチェックしてみてください。


ローリングストックには、消費期限の長いレトルト食品などが便利ですが、期限切れを避けるためにも、少しずつ食べながら新たな食料品をストックしましょう。

そこで1カ月に1回はローリングストックした食料品を、意識的に食べる日をつくり、家族で食事をしながら防災ミーティングを開いてはいかがでしょうか。

毎回、難しいことをたくさん話す必要はありません。ストックした食料品は災害時もおいしく食べられるものか、家族の決めごとを忘れていないか、防災への意識を確認する機会にしましょう。

家族ミーティングで話し合う決めごとリスト

防災家族ミーティングでは、被災したときにできるだけ冷静に避難し、連絡をとることができるように決めごとをつくっておきます。下記のおすすめの決めごとをベースに各家庭に応じて必要な決めごとを確認して、話しあっておきましょう。

[おすすめの決めごと]

災害別に一時避難する場所

地震と水害では適切な避難場所が違う可能性があります。状況に応じて避難する場所や避難のタイミングをあらかじめ確認しておきましょう。

家族でできる避難計画についてはこちらの記事も参考にしてみてください。



災害時に連絡をとる方法

東日本大震災のときは、被災地への電話が集中し、連絡をとることがとても難しくなりました。限られた通信手段の中でもSNSなどインターネットによる連絡は、比較的つながりやいと言われています。LINEなどのグループチャットを家族で利用している場合は、災害時にも活用できます。

しかし、スマートフォンの電池が切れてしまったり、破損や紛失することも考えられるため、NTTが開設する災害時伝言ダイヤルの使い方も確認しておきたいところです。

災害用伝言ダイヤル(171)の使い方はこちらもチェックしてみてください。



連絡がとれないときの待ち合わせ場所

音信不通になったときや、自宅にいられなくなったときに備えて、待ち合わせ場所を決めておけば落ち合うことができます。

ポイントは複数の待ち合わせ場所と、それぞれの待ち合わせ時間を1日2回程度、例えば、10:00と15:00と決めておくこと。
指定されている避難所が水害時には浸水してしまうなど、使えないケースもあります。最初に決めた「〇〇小学校」、が被害を受けて待ち合わせ出来ない場合は、2番目の「■■体育館」と、優先順位とともに複数の場所を想定しておきましょう。

また、多くの場合、避難所には伝言板が設置されます。自分や家族の安否、居場所を伝えるメモを残すよう、家族で決めておきます。

普段の外出先を共有する方法

外出している家族の居場所を大まかにでも把握しておけるように、行き先をホワイトボードやカレンダーに書いて出かけるようにしてはいかがでしょうか?スケジュール共有アプリなども便利ですが、インターネットが使えなくなることも想定すると、毎朝ホワイトボードなどで確認できると安心です。

「渋谷で友だちと遊ぶ」「サッカーの試合で埼玉に遠征」など、ざっくりとした予定で構いません。それだけでも、離れ離れで被災して連絡がつかないときは、貴重な情報になります。

家族の役割分担

避難するタイミングや場所を判断したり、非常用持ち出し袋(防災セット・防災リュック・非常袋)を持ち出したり、ご近所の方と協力したり、災害時にはすることが沢山あります。あらかじめ、するべきことを想定して分担できるよう、家族で話し合いましょう。

また、リーダーとなる父親や母親が一緒にいない場合に、代わりにリーダーシップをとる人を決め、どのように行動するのか、よく話し合っておきましょう。

子どもへの防災教育

家族のミーティングは、子どもの防災教育の良い機会でもあります。

学校から家までの通学中や、子ども同士で遊んでいるときなど、大人が一緒にいないときの災害も想定しておきましょう。子どもが一人でも避難できるように、避難場所までの道のりを、一緒に歩いておく機会をもつのがおすすめです。

また、子どもが学校にいる間に被災した場合は、先生たちが安全な場所に子どもを避難させてくれます。災害に応じて避難場所が異なる場合があるので、地震のとき、水害のとき、子供たちはどこへ避難するのかなど学校の避難計画は子どもや学校にに確認しておきましょう。

この記事を書いた人

日本防災士会 監修

(監修者:東京支部 松井 正雄、東京支部 正谷 絵美)
こちらの記事は日本防災士会 監修の元 moshimo ストック編集部が作成をいたしました。

防災士の資格を持つみなさんは、正しい知識と技能を認められた防災のプロフェッショナルです。
防災力の向上のため幅広い活動を行っており、moshimo ストックでも安全で正確な情報を伝えるためご協力いただきました。
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