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防災教育教材「とっさのひとこと」みんなで防災について考えてみませんか?

災害が起きたときのために、何をどのように準備したらよいか思いつきますか?
子どもたちに、災害が起きたらどのように行動すれば良いか教えることができるでしょうか?

花王の生活研究センターの調べでは、防災対策をしている割合は、自然災害による被災経験のある人は56%、被災経験のない人は35%と、大きな差がありました。

災害が起きるたびに、防災の知識をつけたいと思っていても、「いつか」でいいと思ったり、実際に何をすればいいか、分からないままにしていませんか。
災害が起きてから「こうしておけばよかった」と思わないように、日ごろの備えが重要。子どもたちと一緒に防災について考えて、大切な人を守りましょう。
(引用元:特定非営利活動法人プラス・アーツ)

被災者の教訓から学ぶ「とっさのひとこと」を活用してみませんか?

防災教育教材「とっさのひとこと」は、国際的な子ども支援を行うNGOセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンと、防災教育・啓発活動を行っているNPOプラス・アーツが協働で開発した教材です。

東日本大震災を経験した50名の方に取材して聞いた「困ったこと」、「大変だったこと」、「苦労したこと」、「役に立ったこと」などの体験談が、状況別に「3コマ漫画」で表現されています。

3コマ目のセリフは空白の吹き出しになっており、漫画を読み進めながら「とっさのひとこと」を考える仕組みになっています。

「自分だったらこんな時になんて言うだろう」と考えることで、登場人物の置かれている状況や気持ちを理解し、いざというときに主体的に行動できる力を身につけることができます。

また、訴求したい内容を「漫画」のストーリーで表現することにで、状況や気持ちを疑似体験しやすくなり、想像力と共感力を高められるようになっています。

「とっさのひとこと」使い方

災害前、災害時、災害後に起こるであろう22の状況が掲載されており、起こる順序に沿って考えることができます。
状況のテーマは、「災害への備え」「地震後、津波が起こったら」「被災生活の工夫」「避難所で心掛けること」「被災生活で大切なこと」の5つに分かれているので、目的に応じてテーマを選ぶこともできます。

<状況シート>
状況シートは、災害に関わる状況が3コマ漫画で表されています。ご両親が進行する場合は、1コマ、2コマ、3コマと状況の説明をし、子どもが3コマ目にある空白の吹き出しに入るセリフを考えます。
考えたい目的に応じてテーマを決め、参加する人の年齢に合わせて、状況が簡単で説明が理解できるものを選択したり、状況を深く掘り下げて話し合ったりできるテーマを選ぶこともできます。

(引用元:特定非営利活動法人プラス・アーツ)

<教訓シート>
教訓シートは、東日本大震災の教訓をもとに詳しい解説がついています。自然災害に対する行動や、大切な人を守るための判断と行動を学ぶことができます。また、被災体験をもとに、どのように防災へとつなげていくかを考えることにも繋がります。

(引用元:特定非営利活動法人プラス・アーツ)

<解説シート>
解説シートでは、誰でも使用できるように状況シートの説明、セリフの例、発問例が記されています。ご両親が進行する場合には、発問例を参考にしつつ、「なぜそのセリフを考えたの?」などと問いかけることによって、お子さまの非常事態に対する知識を深めたり、家族で意見交換を促進させたりすることができます。
(引用元:特定非営利活動法人プラス・アーツ)

まとめ

防災を学ぶことは、災害に関する知識を教えるだけでなく、いざというときに自分の命を守れるようにするためのものです。

「とっさのひとこと」は、被災体験を共有しながら家族で防災について考え、共に学びあうことができる防災教育教材です。災害の教訓を次の災害への備えに活かす教材として活用し、おうち時間を防災を考えるきっかけにしてみてはいかがでしょうか?

防災教育教材の「とっさのひとこと」は無料でダウンロードできますのでチェックしてみてください。

ダウンロード
PDF形式のデータがダウンロードできます。そのまま印刷して活用できます。
ダウンロードはこちら http://plus-arts.net/project/tossa/

この記事を書いた人

moshimo ストック 編集部

防災をしたいけど情報がたくさんあって、何から始めればいいの…?
私たち moshimo ストックも始めは知ることが幅広くて、防災ってちょっと難しいな…と思いました。
そんな "元初心者" の編集部が、初めての方にもわかりやすいよう防災・備蓄・災害についての情報をお届けいたします。
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