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地震による電気火災を防ぐ「感震ブレーカーアダプターヤモリ®」。正しく使って危険から身を守ろう

阪神・淡路大震災や東日本大震災の大規模地震では、火災の6割近くは電気が原因で起きたことをご存知でしょうか?

電気によって火災が起きる例として、電気ストーブやヒーターなど熱の出る電化製品が、カーテンなどの燃えやすいものに触れたり、布が覆い被さって燃えてしまう場合。落下したり、倒れた家具によって破損した電化製品から発火することがあります。また、停電後に電気が復旧することにより電化製品が動作を始め、家に人がいない状況で火災が発生する通電火災にも注意が必要です。


このような電気火災を防ぐには、ブレーカー(遮断器)を落として電気を遮断することが効果的です。
電気を自動的に遮断する「感震ブレーカー」を製造・販売されているリンテック21に、感震ブレーカーの必要性についてお伺いしました。

地震で起きる、恐ろしい同時多発火災

大規模地震が起きたときを想像してみてください。
たくさんの場所で、火災、けが人の救助要請、生き埋めなど同時多発的に起こります。さらに、道路がふさがれ消防車なども通れないことが考えられます。

このように同時に起きる災害に対して、限られた消防車や人員で対応することは非常に困難となります。そのため、自宅や近隣で火災が起きても、すぐに消防車が駆けつけて消火が行えないことを想定しておく必要があります。

電気による火災の原因と対策

火災といえば、ガスによる火災を想像される方が多いかもしれません。しかし、地震が起きたときには、電気ストーブやヒーター、故障した電化製品から火災が発生し、停電の復旧による通電火災も多くあります。
このような電気火災の対策には、「感震ブレーカー」が効果的です。地震発生時に揺れを感知すると、ブレーカーやコンセントなどの電気を自動的に止めてくれます。地震により怪我をして動けないとき、在宅していないとき、避難前にブレーカーを切ることに気が回らない場合に、電気火災を防止する有効な手段になります。
内閣府も効果を認め、設置が推奨されている感震ブレーカーですが、家庭での設置率は2015年の世論調査では、約6.6%(※)と進んでいないのが現状です。
(※参考:内閣府世論調査(防災に関する世論調査 平成25年12月)

感震ブレーカーアダプターヤモリ®の開発

リンテック21は20年以上前から、防災関連商品の開発を行い製造・販売しています。工場で使用される大型の機械や、オフィス内のロッカーや書棚等が、転倒・移動しないようにする商品の開発を行ったことが地震対策事業の始まりだったそうです。多種多様の防災商品を開発する中で、地震の後に発生する通電火災の危険性や、家庭で簡単に通電火災を防止する製品が少ないことに気づき、感震ブレーカーの開発に着手しました。

誰でも簡単に設置ができる構造であること。日常生活の中では誤動作せず、大規模地震が発生した際には確実に動作することを目標に、トライアンドエラーを繰り返して精度を向上していきました。
そして、2014年7月に機械式センサーを採用した誤動作が少ない「感震ブレーカーアダプターヤモリ®シリーズ」の販売を開始しました。

感震ブレーカーアダプターヤモリ®の特徴

内閣府が定めた、感震ブレーカー等の性能評価ガイドライン内では、感震ブレーカーの種類は大きく分けて4種類(内蔵型分電盤タイプ・後付け型分電盤タイプ・コンセントタイプ・簡易タイプ)に分類されています。
「感震ブレーカーアダプターヤモリ®」は、簡易タイプに分類される製品。コンセントタイプと違い、一度に家の中全ての電気を遮断できる製品になります。

(引用元:経済産業省 感震ブレーカー普及啓発チラシより抜粋)

  • 震度5強以上で電気を即時に遮断
感震ブレーカーには、設定した地震の揺れを感知したあと、照明を確保するため、数分後にブレーカーを遮断する製品もあります。しかし、通電状態が数分間続いてしてしまうため、地震発生直後の火災を防ぐことが難しくなります。また、東日本大震災では、震度4以上の揺れが3分以上続いたという報告もあり、数分の間に避難行動を行うことは現実的ではありません。
「感震ブレーカーアダプターヤモリ®」は、震度5強以上の揺れを感知すると即時にブレーカーの遮断を行うため、地震発生直後の火災を防ぐことができます。


急に電気が止まっても困らないように感震ブレーカーの設置と合わせ、停電すると自動で点灯し足元を照らすライトを設置したり、ベッドから手の届く場所に懐中電灯を用意しておくなど、総合的な地震対策を勧めています。

  • 低価格・高性能
「感震ブレーカーアダプターヤモリ®」は、内閣府の「感震ブレーカー等簡易タイプ」の性能評価ガイドラインの標準試験に合格。また、一般財団法人日本消防設備安全センターによって優れた消防防災製品を推奨する制度である「消防防災製品等推奨制度」で、簡易タイプの感震ブレーカーとして初めて推奨マークを取得しました。

(補足:消防防災製品等推奨制度について
http://www.fesc.or.jp/05/index3-b.html


このように各機関に認められた高性能な商品ですが、分電盤タイプに比べてメーカー希望小売価格が3,980円(税抜)という低価格となっています。また、ホームセンターや家電販売店、オンラインでも購入できますので、気軽に設置できることが大きな魅力です。

  • 工具もいらず簡単設置が可能
分電盤タイプのように、工事や穴あけの必要もなく、専用の両面接着パッドで貼るだけで簡単に取り付けることができます。

<とても簡単。でも重要な設置方法>
・埋込型


・突出型


このほか、オプション品を用いた設置方法も紹介されていますので、リンテック21のwebサイトも併せてご覧ください。
ホームページはこちら http://www.lintec21.com/products/1101
 
  • 多様な分電盤に対応
家庭に設置されている分電盤やその中に備えられているブレーカーの種類はさまざまです。
他の感震ブレーカーが設置できない分電盤でも、感震ブレーカーアダプターヤモリ®シリーズではオプション品を使用することで、ほとんどの家庭向け分電盤に設置が可能となっています。

<オプション品を組み込んだセット品の紹介>
○ヤモリ・デ・セット
分電盤に設置スペースが無い場合やフタ付き分電盤に使用。ケーブルを使い設置する際に使用する“ヤモリ・デ・リモート”を感震ブレーカーアダプターヤモリ®に同梱した製品。


○パワーヤモリセット
堅いスイッチタイプ、ブレーカースイッチの切断力が強力なタイプ、スイッチを切断するまでのストロークが長いタイプに使用可能とするオプション“パワーヤモリ”を感震ブレーカーアダプターヤモリ®に同梱した製品。

「命」を守る!「火災」を発生させない!リンテック21が伝えたいこと

地震を事前に予測して、予報することはできません。予防注射と同じように、いつ災害が発生しても、ご自身やご家族の命を守れるように備えておく必要があります。

感震ブレーカーの設置により火災を防ぐことのほかにも、「命」を守る対策が必要です。
まずは、家具の転倒防止や、必要に応じた耐震補強を必ず行いましょう。
停電に備え、電気が止まると自動的に点灯し足元を照らすライトも必要です。
万が一、火災が発生しても初期消火ができるように、消火器などを自宅に備え、正しく操作ができるように、訓練も忘れずにしておきましょう。

すべての災害に対応できるよう備えておく必要がありますが、お住まいによって必要な対策も様々です。
ご自身が置かれている環境はご自身にしか解りません。想像力を働かせ、優先順位をつけて徐々に備えを行いましょう。

その他防災関連商品の紹介

リンテック21では、ほかにも様々な地震対策グッズを開発・販売をしています。薄型テレビ・モニターのストッパーやパソコン・テレビ・オーディオ・食器棚等の底面に貼るだけで転倒防止対策ができる耐震ゲル、震度5強以上の地震を感知すると自動で扉をロックする冷蔵庫ヤモリセットなど多種多様なニーズに対応できる商品があります。

リンテック21の商品一覧はこちら

感震ブレーカーと合わせてご家庭の防災対策もされてみてはいかがでしょうか?

この記事を書いた人

moshimo ストック 編集部

防災をしたいけど情報がたくさんあって、何から始めればいいの…?
私たち moshimo ストックも始めは知ることが幅広くて、防災ってちょっと難しいな…と思いました。
そんな "元初心者" の編集部が、初めての方にもわかりやすいよう防災・備蓄・災害についての情報をお届けいたします。
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