すぐに水がかけられない場合には、ストップ、ドロップ&ロール Stop Drop and Roll (SDR)という方法で火を消しましょう。
あわてて動くと火が風にあおられ大きくなることがありますので、まずは止まり(Stop)、燃えている部分を床面にして寝ころびます(Drop)。そして火のついている面を床に押し付けて左右に転がる(Roll)ことで、火を酸素から遮断して消火します。
この時のポイントとしては、無理に回転速度をあげるよりも、体の燃えている部分と床面にはさまれた隙間が小さくなるよう意識することが大切です。
また、腕は足の方向に伸ばすようにすると、背中や胸が床につく面積が大きくなることから、より効果的に消火することができます。