災害時には、平時のリスクや問題、危険性がより大きくなったり、顕在化すると言われています。犯罪もその一つ。
貴重品をどう守る!?災害で増える盗難、避難時の防犯を考えよう
災害時はかっこうのまと?火事場泥棒が多発する災害時の犯罪事情
被災地ではない地域から犯罪を実行するために被災地までやってくるという悪質なケースから、長期化する避難生活からストレスが溜まり犯罪に及んでしまうケースまで、様々なタイプの犯罪者がいます。特に深刻なのは、女性を狙ったのぞきや強制わいせつ、強制性交(強姦)といった、性犯罪です。災害時には避難所などの閉鎖的なコミュニティでも発生しており、告発することで避難所にいられなくなる心配や、命の危険と隣り合わせであることから、被害が表面化するのはごく一部のみだとも言われています。
こうした女性を狙った犯罪も、災害時に限ったことではなく、平時から発生しています。
平時にはどのようなところで、どのような女性を狙った犯罪が発生しているのか。また、どのように対策をしたらいいのか、被害にあった場合にはどう行動したらいいのかなど、日頃の安全対策をもとに、考えておきましょう。
この記事を書いた人
瀬尾 さちこ
防災士。住宅建築コーディネーター。整理収納コンサルタント。
愛知県東海市のコミュニティエフエム、メディアスエフエムにて防災特別番組「くらしと防災チャンネル(不定期)」、「ほっと一息おひるまメディアス(毎週水曜日12時〜)」を担当。
以前の担当番組:みんなで学ぶ地域防災(2021年~2021年)、防災豆知識(2019年~2021年)