ローリングストックで備蓄しておく量として、まずは3日分を目標にしましょう。可能であれば、流通が回復してきてもすぐに必要なものが入手できるとは限らないため1週間を見据えた備蓄をしていきましょう。
【モデルケース】
夫婦、乳幼児、高齢者の4人家族の場合
[食料品]
- 水 1人1日3L
- 無洗米 5キロ
- 真空パックのご飯 6個
- 乾麺(うどん・そば・そうめん・パスタなど) 2袋
- 即席麺 3個
- 缶詰(さばの味噌煮、焼き鳥などの主菜) 各6缶
- 缶詰(果物)1缶
- レトルト食品(カレー・丼もの・パスタソースなど) 9パック
- 野菜ジュース 9本
- 飲料(500ml)6本
- チーズ、かまぼこなど 各1パック
- 菓子 3個(チョコレートなど)
- サプリメント
- スポーツ飲料粉末 1袋
- 調味料 各1式
上記リストを参考にしながら、普段の食生活にあわせた備蓄をしておくと、ストレスの低減につながります。
日ごろから料理をする方は、常備菜や乾物を多めに用意しておくと安心です。梅干し、缶詰、切り干し大根などもおすすめです。
中食 (なかしょく)が多い方は、レトルト食品やフリーズドライ食品。普段料理をしない方は、カップラーメンやお菓子など、普段の食生活も意識しながら必要なものを備蓄しましょう。
食料品をうまく備蓄する方法については、こちらで詳しく紹介していますので参考にしてみてください。
災害時の食料品はどれくらい必要?どう備蓄する?おいしい食事のためにひと工夫
[生活用品]
- 大型ビニール袋、ごみ袋 各1パック(30枚)
- ビニール袋 1袋
- 救急箱 1箱
- ラップ 1本
- アルミホイル 1本
- ティッシュペーパー 1パック(5個)
- トイレットペーパー 1パック(12ロール)
- ウェットティッシュ 1パック(除菌100枚)
- 使い捨てコンタクトレンズ 1箱(1ヶ月分)
- 使い捨てカイロ 1袋(10個)
- 点火棒ライター 1個
- 常備薬(市販薬) 2~3種類 各1箱
- マスク 1箱(100枚)
大型のビニール袋やごみ袋は、襟と袖ぐりを切ってレインコート代わりにしたり、給水を受ける際の給水袋にしたりと便利なアイテムです。
ラップは食器に被せて使用すれば、食器を洗わずに済むなど節水につながるお役立ちアイテム。三角斤や包帯としても代用できるのでぜひ備蓄しておきたいアイテムです。
フライパンで調理をするときにはアルミホイル敷いたり、食材をくるんでホイル焼きにすると節水ができます。
[女性]
[乳幼児]
- 粉ミルク 2箱(スティックタイプ10本×2)
- 離乳食 1週間分以上
- おしりふき 1パック
- おむつ 1パック(70枚)
[高齢者]
- おかゆ 1週間分以上
- 常備薬(処方箋) 1シート
- 補聴器用電池 6個
- 入歯洗浄剤 1箱(30錠)
ここで注目したいのが入歯の洗浄剤。これがないと入歯の汚れが落ち切らずに細菌感染や肺炎を引き起こす恐れがあります。普段から使用している場合には、ぜひ多めに買っておきたいところです。
[災害用備蓄]
- カセットコンロ 1個
- カセットボンベ 6本
- 携帯電話の予備バッテリー 3個
- 簡易トイレ 1人1日5回分
- 懐中電灯 2個
- 乾電池 必要分
- ラジオ(できれば手動充電式のもの) 1個
- 使い捨てカイロ 1箱(100枚)