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賃貸住まい必見!災害にあったら、修繕費は誰が負担するの?

台風や火災、地震などの災害にあったら、賃貸物件の修理や家財の補償はどうなるのでしょうか。知らないと引っ越しのタイミングで損をしてしまう可能性もあります。ぜひ、確認しておきましょう。

建物の損傷は、大家さんが全額負担してくれる

賃貸物件の建物や設備に何らかの損傷があった場合でも、建物全部が損壊しない限り、賃貸借契約自体は継続されます。

しかし、民法ではオーナーは賃貸建物について入居者の使用に支障のある不具合が生じた場合に、必要な修繕をする義務を負う、と規定しています。
オーナーは自分が所有している建物を貸して家賃をもらうので、入居者が使える状態にしておきましょうということが定められているわけです。

例えば、地震によってできた窓ガラスのひびは、自然災害による損傷で、入居者に責任はなく、ガラスの修理代は原則としてオーナーが負担するとされています。

同じように、建物自体や外壁、水道管、ガス管、浄化槽、部屋に備え付けられていたエアコンなどの設備が損傷した場合はオーナーの負担で修繕することになります。損傷を見つけたらすぐにオーナーに連絡して、修理を依頼するようにしましょう。

ただし、台風が来ると分かっていながら、窓を開けっぱなしにして壁紙を損傷させてしまったり、ベランダに倒れやすい植物を置いたままにしていて窓ガラスが破損するなど、損傷について入居者に責任があると認められる場合は、入居者が修繕費を負担することになるので注意が必要です。

台風の接近など、あらかじめある程度の災害が予測できるときは、植木鉢やゴミ箱、物干し竿、自転車など家の中へしまい、しっかりと戸締りをして防災対策をしましょう。

家財や入居者のケガについては大家さんは補償してくれない?

災害時は建物が損壊するほかに、地震で部屋の中の家具が倒れたり、壊れてしまう可能性があります。また、台風や豪雨で窓から雨水が侵入し、パソコンやテレビなどの電化製品が濡れて壊れてしまったり、床下浸水で家具が使い物にならなくなってしまうことも考えられます。

地震や風水害で発生した窓ガラスの交換や床板の貼り換えに関する修繕費は、オーナーの負担ですが、入居者が自分で買いそろえた家具や家電については入居者自身で負担しなければなりません。

また、災害時に部屋にいて、倒れた家具の下敷きになったり、割れたガラスなどでケガをしてしまった場合の治療費なども、入居者が負担することになります。

この場合は、入居者が保険に加入していれば補償を受けられる可能性があります。賃貸物件を借りるときは任意で火災保険への加入を行う場合が多いです。火災保険へ加入する場合は、あわせて地震保険を検討してみるのも良いでしょう。地震保険は火災保険とセットで加入することが条件付けられている保険で、民間の保険会社と政府が共同で運営しており、地震以外にも津波や噴火も補償の対象となっています。

災害にあった場合、賃貸物件の入居者はどう対応すればいい

【建物に被害が出た場合】

災害後に、共有部分が破損したり、天井や壁にひびが入ったなど、建物に関する被害が発生した場合は、契約時の不動産仲介会社や管理会社にまずは連絡をしましょう。

民法では、物件に修繕が必要な損傷が起きている場合には入居者はオーナーに連絡する義務があると定められています。

【家具や入居者の身に被害が出た場合】

災害時に家財が損傷したり、ケガをしてしまった場合は、保険に加入していれば火災保険や地震保険の補償対象になる可能性があります。契約書類を確認して、各種保険会社の窓口に連絡しましょう。
窓口は、24時間電話受付やインターネットからの受付ができる場合も多いので、被害にあったら早めの連絡をおすすめします。

災害時はパニックになりやすく、情報を確認・整理を するのは大変です。定期的に契約内容を確認したりプランの見直しを行い、証券番号が記載された保険の契約書類は、何かあればすぐに取り出せる場所に置いておきましょう。

この記事を書いた人

moshimo ストック 編集部

防災をしたいけど情報がたくさんあって、何から始めればいいの…?
私たち moshimo ストックも始めは知ることが幅広くて、防災ってちょっと難しいな…と思いました。
そんな "元初心者" の編集部が、初めての方にもわかりやすいよう防災・備蓄・災害についての情報をお届けいたします。
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