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防災グッズを使わずにできる、ゴミ袋・ビニール袋を使った防災方法

災害時の備えとして、簡易トイレや非常食などの防災グッズがあります。
防災グッズをそろえることも大切ですが、外出時に被災をして用意がなかった場合や、備蓄品が切れてしまった時のために、身近なゴミ袋・ビニール袋で代用できる防災方法を紹介いたします。

【水の保存・運搬】

台風や大雨などで事前に断水の可能性がわかる場合、大きな容器に水をためておくことが必要となります。
また、長期間の断水となった場合には、給水車がきて水をもらうことができますが、鍋などに限りがあり、水の保存・運搬をするための容器が無いときに使える方法を紹介いたします。

水を入れるための容器がない時は、バケツや段ボールにゴミ袋をかぶせると、清潔にたくさんの水を保存することができます。
容器が無い場合には、ポリ袋を2重にしておくとことで、不安定な状態でも水が漏れにくくなります。

また、給水車などから水を運ぶ時には、リュックサックにゴミ袋を2重に入れ、水を入れた後に口を縛ると、一度にたくさんの水を運ぶことができます。

【ひざ掛け】

冬場に暖房が使用できない場合や、避難所での防寒対策にゴミ袋を活用できます。
足にゴミ袋をかぶせることで、放熱を防ぎ体温を保つことができます。
また、くしゃくしゃに潰した新聞紙を入れると、より保温効果が高まります。

【ポンチョ】

災害時に雨に濡れてしまうと、なかなか服を乾かすことができず、体温を奪われ体調を崩してしまうことがあります。
傘やポンチョを持っていない場合には、ゴミ袋に切れ目を入れるだけで出来る、簡易的な雨具を作りましょう。
45リットルのサイズのゴミ袋で、身長170cmの上半身をほぼ覆うことができます。背の低い子供の場合には、裾が足にかからないように切ってご利用ください。

また、雨具以外の使い方として、頭を含めて上半身を覆うことができるため、防寒着としても使用できます。

【トイレ】

地震や水害などの災害による断水時に困ることのひとつに、トイレが使用できなくことがあります。
地震が起きた直後は問題無くトイレを使用できても、実際には水道管が破損しており、後から水があふれてしまうこともあります。そのため、問題無いことが確認ができるまでは、トイレを流さずに使用することが勧められています。
携帯トイレなどの準備が無い場合、水を使わずにトイレを使用する方法を紹介いたします。

まず、ゴミ袋を2枚準備します。1枚目は便器にかぶせ、便器内の水がもう1枚のゴミ袋に触れないようにします。
その上から2枚目のゴミ袋を重ね、中に吸水性の高いトイレットペーパーや新聞紙を中に入れます。ペットのトイレシートやペット用の砂、おむつなどは吸水性が高いため、新聞紙の代わりに入れるとより水分が漏れを防げるため安心できます。

使用後はゴミ袋の2枚目だけを取り出し、口を縛って捨てましょう。便器に1枚目をかぶせているため、2枚目のゴミ袋は外側に水が付かず簡単に捨てることができます。
透明なゴミ袋だと中身が見えてしまいますので、気になる方は黒色のゴミ袋を使うとよいでしょう。

【おむつがなくなった時】

災害時におむつが不足してしまった時には、持ち手が付いたスーパーのビニール袋と、汚れてもよいタオルで簡易的なおむつを作ることができます。

1.ビニール袋の持ち手から一番下まで切り開きます。
2.切り開いたビニール袋の中央にタオルをおきます。
3.タオル部分にお尻が来るように赤ちゃんを仰向けで寝かせ、上側の持ち手部分をおなかの前で結びます。
4.下側の持ち手をお尻からおなかの前で結び余った部分を折り返して完成です。

ハサミがない場合には、ビニール袋を手で引き裂くことで作ることができます。また、タオルがない場合はキッチンペーパー等で代用をしましょう。

【けが人を手当てするときの感染予防】

地震などが起きた後は、割れたガラスやガレキが散乱しているため、怪我をして出血してしまうこともあります。

大量の出血がある場合にはその場で止血をする必要がありますし、軽い傷の場合でも災害時にはなかなか病院で治療が受けられない場合があります。
もし、止血などを行う場合には、素手では行わずに感染予防のため、必ずビニール袋などを着用して血液が直接つかないようにしましょう。

緊急時の応急処置については、こちらで紹介をしておりますので参考にしてみてください。

【食器が洗えない時】

断水が起きた時には、備蓄した水は飲食や衛生のために使うことを優先するため、食器を洗うために水を使えない場合があります。

そのような時には、ビニール袋やラップを食器にかぶせて料理をよそうことで、食器を洗わずに食事をとることができます。
食器がない場合は、ペットボトルやティッシュの箱を切り、その上からビニール袋をかぶせることで簡易的なお皿として使用することもできます。
防災グッズを備えることはもちろん大切ですが、災害時は予想外のことが起こります。
さまざまなトラブルに対応できるよう、身近なものでの代用方法もぜひ覚えていただければと思います。

この記事を書いた人

moshimo ストック 編集部

防災をしたいけど情報がたくさんあって、何から始めればいいの…?
私たち moshimo ストックも始めは知ることが幅広くて、防災ってちょっと難しいな…と思いました。
そんな "元初心者" の編集部が、初めての方にもわかりやすいよう防災・備蓄・災害についての情報をお届けいたします。
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