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外出先での災害にそなえて、いつも持ち歩きたい防災ポーチの作り方

災害はいつも家で起きるとは限りません。停電が起きると夜は移動することもできませんし、水が手に入らなければ脱水症状をおこし動けなくなってしまうかもしれません。
どこで被災しても安全に過ごせるように、防災ポーチを作って持ち歩くようにしましょう。

防災ポーチの作り方

「防災ポーチを作ったけれど、結局持ち歩かなかった!」とならないよう、なるべくコンパクトに作るのがコツ。
目安は1~2日くらいは過ごせるように。ただし、飲まないと命に関わる常備薬がある場合には、外出先近くの避難所に滞在することも考えて、7日分を用意できると安心です。
また、ポーチの選び方は、雨に濡れても大丈夫なように、ビニール製や撥水加工がしてあるものを用意しましょう。

いろいろつかえる万能選手

  • ビニール袋
  • 手ぬぐい、大きなハンカチ
ビニール袋はスマートフォンなどの濡らしたくないものを入れるほかに、濡れているところに座るときにも使用できます。また、避難所で足の防寒に使ったり、新聞などの紙があれば丸めて詰めることで枕にすることができます。

手ぬぐいやハンカチはタオルよりもかさばらず、マスクの代わりに口をふさいだり、止血帯として使用できます。
ビニール袋も手ぬぐいも、いろいろな用途に使えますので、1枚ではなく2枚以上は入れておきましょう。

衛生用品

  • 歯磨きセット
  • ウエットティッシュ
  • 絆創膏
  • 生理用品
  • 携帯トイレ
災害時でもきちんと歯磨きをしないと、口の中の菌が肺に入り、肺炎になってしまうことがあります。また、災害時はなかなか治療をうけることが出来ませんので、虫歯を含めて病気にかからないことが大切です。

絆創膏は切り傷の他にも、長距離を歩いて靴ずれをしてしまったときなどに役に立ちます。かさばるものではありませんので、ぜひ用意しておきましょう。

女性の方は、被災して強いストレスがかかると急に生理になることがありますので、とっさに使えるよう生理用品も用意しておきましょう。

水、食料

  • 水(500ml ペットボトル)
  • 飴、チョコレート、エナジーバー
  • 塩分タブレット、塩飴
水は防災ポーチには入りませんが、常にカバンの中に入れておきましょう。カフェインが含まれるお茶や、ビタミンCの含まれる飲料は利尿作用がありますので、ミネラルウォーターをおすすめします。

食料はカロリーの補給のために用意しますので、飴はノンシュガーではなくカロリーの摂れるものを。また、飴は被災後の埃っぽい場所にいるときや、喉の乾燥を防げるため感染症対策にも役に立ちます。
チョコレートは、表面がコーティングされているものが夏場も溶けにくくおすすめです。
塩分タブレット、塩飴は炎天下の脱水症状対策に必要となります。

情報収集

  • スマートフォン充電器
  • モバイルバッテリー
スマートフォンでは、連絡を取る以外にもSNSで情報収集をしたり、アプリを使ってラジオを聞くこともできます。しかし、使用するとすぐにバッテリーが無くなってしまいますので、モバイルバッテリーを必ず持っておきましょう。
なお、5000mAhと書かれたモバイルバッテリーの場合、最新のスマートフォン(3000mAh)を1回充電できると考えておきましょう。

避難に必要なもの

  • LEDライト(できればヘッドライト)
  • 防災用ホイッスル
  • エマージェンシーブランケット(サバイバルシート)
  • ボールペン、サインペン、メモ帳
  • 小銭
  • 災害・避難カード(氏名、住所、緊急連絡先、血液型、緊急連絡先、避難所を記載)
  • 家族の連絡先、写真
ホイッスルは閉じ込められてしまった時に場所を知らせるもの。防災用のホイッスルは少ない息で、聞こえやすい音を鳴らすことが出来ます。命に関わるものとなりますし100円ショップでも売っていることがありますので購入をしておきましょう。

エマージェンシーブランケットは、アルミをビニールに貼った保温性の高いシートです。防寒のほかにも、雨や直射日光を避けるために使用できます。ガサガサと音がなるものですと避難所などでトラブルとなる場合がありますが、現在は静音タイプのものも販売されています。

ボールペン、サインペンは濡れても消えない油性のものを用意しましょう。

小銭は公衆電話を使用するため。また、自動販売機が釣り銭切れとなり、お札が使えない場合にも使用します。小銭を切らすことがないよう、普段使うお財布とは別に用意をしておきましょう。

災害・避難カードは、避難先の確認や、万が一怪我をしてしまったときに救助してもらうためのもの。こちら救急隊員や医療関係者にわかりやすいよう、財布などわかりやすい場所に入れておき、意識があるときには救急隊員に伝えましょう
住所に関しては、盗難や紛失した場合にプライバシーが漏れてしまう可能性があるため、必要かどうかを自身で判断して記載するようにしましょう。

自宅の電話番号は覚えていても、携帯電話などの家族一人一人の連絡先は覚えていないもの。電話番号やメールアドレスを控えておきましょう。家族の写真は、万が一家族と会えなくなった時、他の人に探してもらったり、家族を見かけた人がいないか訊ねたりする場合にとても役立ちます。
とくに、子どもは自宅や家族のようすをうまく説明できないこともあります。連絡先や写真があれば周りの大人が助けてくれますので、常に持たせるようにしておきましょう。

人よって用意が必要なもの

  • 常備薬、おくすり手帳
  • 使い捨てコンタクトレンズ
  • 抱っこ紐
  • 液体ミルク
命にかかわるような常備薬は必ず携帯しましょう。先ほど説明したとおり外出先近くの避難所に滞在をすることを考え、7日分を用意できると安心です。また、かかりつけ医に診てもらえないときのために、おくすり手帳もあるとよいでしょう。

小さな子どもがいる場合、道がひび割れたりガレキに覆われて、ベビーカーが通れないことがあるかもしれません。収納しやすい抱っこ紐を持ち歩き、被災時には赤ちゃんを抱っこして、ベビーカーは荷物を載せて移動をします。ベビーカーで通れない道があれば、ベビーカーはその場において避難をしましょう。

また、粉ミルクを溶くお湯は、粉ミルク自体についている菌の殺菌のため、70度以上のものを使用する必要があります。災害時、魔法瓶に入れたお湯が冷めてしまうことが心配であれば、液体ミルクを持ち歩くとよいでしょう。

あるとより良いもの

  • 万能ナイフ
  • 帰宅支援マップ
  • コンパス
  • 携帯ラジオ
  • 歩きやすい靴
万能ナイフは紐やダンボール、ビニール、布を切るなど様々な場面で役に立ちます。避難所生活が長引いた場合は、調理をするときにも重宝します。

地図は、大きな都市向けに帰宅支援マップという本が発売されています。これは歩いて帰宅することを想定した地図で、危険箇所や休憩場所、水・トイレを提供する帰宅支援ステーションなどを掲載した地図になっています。また、スマートフォンが使えなくなったときのため、コンパスや携帯ラジオなどもあると便利です。

しかし、地図や携帯ラジオなど全てを用意すると、持ち運びが大変になってしまいますので、少しかさばるものは会社に置くのも良いかもしれませんね。
また、仕事でハイヒールや革靴などを履いている人は、会社に履き古したスニーカーなどの歩きやすい靴を用意しておくことをおすすめします。

ここで紹介した他にも、人によって必要なものが変わってくるとかと思いますので、自分に必要なものを組み合わせて、使いやすく運びやすい防災ポーチを作って備えておきましょう。

この記事を書いた人

moshimo ストック 編集部

防災をしたいけど情報がたくさんあって、何から始めればいいの…?
私たち moshimo ストックも始めは知ることが幅広くて、防災ってちょっと難しいな…と思いました。
そんな "元初心者" の編集部が、初めての方にもわかりやすいよう防災・備蓄・災害についての情報をお届けいたします。
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