警報レベル
火山活動の観測により火山の噴火が予測される場合、噴火警戒レベルが発表されます。
レベル1 活火山であることに留意
火口内で火山灰の噴出が見られる(この範囲に入った場合には生命に危険が及ぶ)場合。登山者への制限はとくにありませんが、状況によって火口内への立入規制がされます。
レベル2 火口周辺規制
火口周辺に影響を及ぼす(この範囲に入った場合には生命に危険が及ぶ)噴火が発生、あるいは予測される場合。
登山客へ火口周辺の立入規制がされます。
レベル3 入山規制
居住地域の近くまで重大な影響を及ぼす噴火が発生、あるいは予測される場合。
登山客へ入山が禁止、または危険な地域への立ち入りが規制されます。
居住地域では、避難に時間のかかる高齢者などの要配慮者がいる場合には“避難の準備”を始めます。
レベル4 避難準備
居住地域に重大な影響を及ぼす噴火が発生すると予測される(可能性が高まっている)場合。
警戒が必要な居住地域での“避難準備”を始めます。要配慮者がいる場合には“避難”を行います。
レベル5 避難
居住地域に重大な影響を及ぼす噴火が発生、あるいは切迫している状態にある場合。
危険な居住地域から“避難”を行います。
避難エリア外での注意
避難エリア外にも火山灰などが降ってくることがありますので、近くに住んでいる場合には火山灰になるべく触れないよう対策をしましょう。
噴火前
天気予報などで火山灰の降る範囲を確認。必要に応じて、窓を閉め、外出時は傘やマスクを用意します。
噴火後
気象庁ウェブサイトなどで今後の降灰量を確認し、なるべく外出を控える。外出が必要なときには傘やマスク、メガネ、ゴーグルを着用します。
気象庁 | 降灰予報